競輪

【武雄競輪(モーニング)FⅡ】山根慶太がイクイノックスのごとく豪脚発揮も反省しきり

初日6Rを制して4連勝の山根慶太

 山根慶太が大ピンチを力で脱した。地元の古川貴之ら九州2車を連れた初日6Rは、栃木勢にけん制されて、打鐘では先行ラインとの車間が大きく開く展開。先頭に約15車身近く離れた終HSでスパートをかけて、グングンと前を詰めて行くと、直線で先行勢を捉えて突き抜け、古川とワンツーを決めた。

 だが3番手を固めた松本大地を離してしまったこともあり、レース後は反省しきり。「初めての展開で…。どこで仕掛けようかなと見ている間に…。レースの組み立てを修正しなければ…。岡山の先輩方に聞きます」と申し訳なさそうな顔で引き揚げてきた。「天皇賞のイクイノックスみたい? 競馬は見ないので分からないです(笑)。オッズは見てしまうんですけどね。今日もすごく売れてて、『やめてくれよ』と」。2日目もメンバー構成から人気を担う存在になりそう。準決は好機を逃さない仕掛けで、本命党をハラハラさせずに勝ち上がれるか。

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