競輪

【武雄競輪(モーニング)FⅡ】安部龍文 大塚健一郎の助言を受けて久々の決勝進出

<記者コラム・造田大の大勝負>

 安部龍文が久々の決勝進出を決めた。準決6Rは先行した北川大成マークから脚を伸ばして、必死のハンドル投げ。2着に届いて、昨年2月別府以来の決勝入りとなった。

 「予選に続いて大成君が頑張ってくれたおかげ。最後は一生懸命に踏みましたよ」。近況は成績不振に苦しんでいたが、地元の大先輩の助言で兆しが見えた。「一緒に練習している大塚健一郎さんから『自転車を戻してみたら』と言われて、前場所から以前使っていた車に戻しました。進みも良くなりましたよ」と効果はてきめんだった。

 普段から人柄の良さがにじみ出ていて、選手や報道陣、関係者らから人気があるレーサー。久しぶりの決勝進出で、はじけた〝龍文スマイル〟が検車場の空気をより和やかにしていた。

 ▼3R(梶原恵介) 安部、大塚の練習仲間。赤塚悠人との競り合いを制して、太田将成に続く。4―5―23。

 ▼4R(荻原寿嗣) 同じ札幌市出身で125期としてデビュー予定の小堀敢太と練習して、脚力アップを実感。今節も連日、先行して見せ場を作っている。最終日こそは逃げ切る。6―13―1237。

決勝進出で破顔一笑の安部龍文
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