競輪

【武雄競輪(モーニング)FⅡ】永井哉多「脚力はあまり変わらない」 山根慶太撃破に意欲十分

ベトナムの帽子をかぶる永井哉多

 永井哉多が打倒・山根慶太を掲げた。準決5Rは打鐘カマシ先行で主導権を奪うと、ペースを緩めずに駆けて2着。渡邉豪大の追い込みに屈したが、粘り腰を発揮して優出切符は獲得した。

 「自分のしたいレースができたし、持ち味の地脚が生きた」。初日と同じ2着だが、思い描いた競走ができてニッコリ。「状態はいいと思う。直前のワットバイクの数値も今まで一番かなというくらい」とデキも悪くなさそうだ。

 決勝7Rは前場所から5連勝中の山根と対決。「5月京王閣の準決で山根さんに捲られた。ただ、対戦してみて、脚力はあまり変わらないんじゃないかなと思った」。当時の永井はライン2車だったが、今回はライン3車。単騎の須藤誠も味方に付ければ、実質ライン4車となる。永井の予想が正しければ、山根撃破は十分可能だ。

 「来月からチャレンジに落ちるので、いい弾みをつけたい」。父・隆一(83期)がベトナム旅行の土産で買ってきたウーロン(ドラゴンボールのキャラクター)風の帽子をかぶりながら、決勝へ向けて気持ちを切り替えていた。

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena