競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】一ノ瀬匠は練習用自転車での1着に「想定よりいい」と好感触

<記者コラム・野口雅洋の1000円勝負>

 追加で参戦した一ノ瀬匠が、見事な逃げ切りを披露した。後ろ攻めから望月嘉人に赤板で突っ張らせ、自らは5番手に下がりながらも打鐘前2角過ぎに踏み上げて先頭へ。望月の動きを確認しながら先頭を守り、人気だった蒋野翔太を後方に置いての押し切り。先行職人らしい走りだった。

 「レース用の自転車は、次の開催に送ってしまっていたんです。なので練習用のフレームで走りました」。だが「堅い感じがあるので重いけど、自分の想定よりもいい」と自転車には納得。6月いっぱいで武雄の開催指導員の役目も終えて、「釈放されたばっかりなんです」と伸び伸び走っている。

 ▼7R(前田義和) 一ノ瀬をマーク。後位は初日も連係した信頼関係がガッチリの屋良朝春なら、抜け出して後位とのワンツーも。1―6=全。

 ▼5R(都築巧) 「6月に韓国旅行をして、お金を使い過ぎた」。初日は前を走ってくれた同県の宮崎一彰に気を使う場面もあったが、ここは単騎。ショート捲りも含めて、決勝への一撃を放つ。1―247―2457、1―5―7。

190センチの体を低くして写真に納まってくれた一ノ瀬匠

 

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