競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】今月30歳の原田峻治が自転車人生で初の1着「これでやっていけるかな」

本デビュー2走目で初白星を手にした原田峻治

 先行一車だった2日目4Rは、今月20日に30歳を迎えるオールドルーキーの原田峻治がマイペースで逃げ切り。養成所時代、ルーキーシリーズも含めて初の白星を手にした。
 初手から後位が競り。打鐘では永田修一の〝かんな削り〟(自力選手に並びかけて番手に入り込む作戦)もあったが「ケツを上げていくタイミングでちょうど来たので、いい具合にペースを上げていけた」と勝負どころの攻防を振り返ると、「後ろ(自分のライン4人が)が一本棒になったのは分かりました」と冷静さを保ち、こん身の力で逃げ粘った。
 自転車人生で初めての勝利には「そんなに考えていなくて、いずれ走っていれば(1着は)取れると思っていた」ともろ手を挙げて喜ぶことはなかったが、「これでやっていけるかな」とプロレーサーになった実感をかみしめていた。

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