競輪

【久留米競輪(ナイター)FⅠ】「体が重かった」3連覇が懸かる西田優大に立ちはだかるもう一つの敵とは

夏の暑さも強敵になってしまう西田優大

 A級予選の3Rは、西田優大がカマシ先行で堂々の押し切り。3連覇に向けて好発進を決めた。

 ライン2番手の小竹洋平が1番車で突っ張り先行かと思われたが、5番車の板橋慎治に好Sを決められた。それでも「後ろ攻めになったらなったで、ブーメランで飛び付かれないようにイエローラインを行く作戦でした」。いったん引いて打鐘を合図に反撃を開始すると、抜群の出脚で井上嵩を一気にのみ込んだ。「仕掛けるタイミングが良かったし、押し切れてホッとしました」とラインのワンツースリー決着に安堵(あんど)した。

 今回は坂田康季、吉武信太朗の特選組だけでなく、同期の堀川敬太郎、稲毛知也といった強力な自力型がそろった開催。「メンバー的に厳しいですね」と顔をしかめるが、もう一つ、気になる〝敵〟がいる。「今期一発目でつまずかなかったのはいいけど、暑さにやられたのか体が重たかった」。今節でも屈指の白肌の持ち主はいかにも夏が苦手そうに見えるが、「それでも前回は2日目、3日目と軽くなったので今回もそうなると信じています」と気丈に振る舞っていた。

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