競輪

【松戸競輪(ナイター)GⅡサマーナイトF】メインの特選12Rは山崎賢人が単騎で豪快弾

 

3着に敗れた初戦を振り返る児玉碧衣

 児玉碧衣が3着で発進した。数々のタイトルを手にしてきた児玉だが、この大会は唯一と言っていいほど縁のない大会。ガールズケイリンフェスティバルは今回が最後の開催となるだけに「どうしても取りたい」と公言していた。だが、この大会直前からはトーンダウン。「最後だから優勝したいって言わないようにしました。3月、取手の最後のガルコレでそんなこと言っていたら7着だったので」。験を担いでのことのようだ。

 だが肝心のレースは、終HSで空いた3番手に入って失敗。「休まずにいっておけばなぁ。行ってダメなら仕方ないけど、人任せになった。終3角のカントも乗り越えられなかったし、やはり33バンクは難しい」。2走目で決勝に乗るためには2着が必要。それでも2着は眼中になく、「1着を取ります」と気持ちを入れ直していた。

 男子では小岩大介が1着で予選を突破した。同県の阿部将大に任せた初日10R、突っ張り先行のために前受けした新山響平ライン3車の後位をSで奪取。阿部の終HSからの捲りは新山後位の和田健太郎―近藤保に止められたが、そこで空いた内に小岩が潜り込んで追い込み、新山と和田の間を突き抜けた。

 「捲り追い込みなら将大も勝ち上がりがあったかもしれないが、早めから捲りに行ってくれた」と同県の後輩マークからの1着に格別の思いだった。今年はこれでビッグ5勝目。「前の選手の頑張りのおかげで、コースが空いたときに突っ込んで行けている」と近況の充実感を感じている。「この勝ち上がりを、次の別府記念までつなげたいですね」。自身初のビッグ決勝を手土産に凱旋(がいせん)したい。

 特選12Rは、単騎の山崎賢人がぶっちぎりの勝利で、10万車券を演出した。脇本雄太―古性優作の近畿ライン後位で脚をためると、脇本の捲りにスピードをもらって豪快弾を放った。忘れ去られがちだが単騎戦は不得意ではない。2018年取手での初記念Vも単騎戦だった。「冷静に見られた」とレースを客観視しながらドンピシャの一撃だった。優勝した久留米記念と比べても「変わらずいい状態です」。もちろん「ナショナルチームでのトレーニングで脚力がついたのは間違いない」と自負する。2日目準決11Rは、山田英明と昨年競輪祭以来の連係。九州のファンの夢を乗せて、アフロヘアをなびかせる。また同12Rでは、初戦をともに1着で突破した伊藤颯馬―小岩が決勝進出を目指す。

同県の阿部将大と連係して初戦を勝利した小岩大介
初日特選を勝利し、松戸競輪のマスコット「マッピー」をアフロヘアに乗せる山崎賢人

 

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