【佐世保競輪(ミッドナイト)GⅢ】佐々木綾はレベルアップを求めて東京支部に移籍
<記者コラム・造田大の大勝負>
佐々木綾が福島支部から東京支部に移籍した。移籍理由はいたってシンプルだ。「レベルアップしたかったから」
116期生で、デビューから今年で6年目を迎える。「『このままでは終わってしまう』という危機感があって。それで何かを変えなければと思い、練習環境を変えるために移籍しました」。先輩選手に相談するなどして、トレーニングジムやかかりつけの治療施設がある東京に移る大決断を下した。「ホームが京王閣なのは、治療でお世話になっているところが立川よりも近いからです(笑)。調布や世田谷にあります」
昨年は未勝利に終わったが、今年はすでに2勝をマーク。前回も決勝に進むなど徐々に環境の変化が結果に結びついている。東京籍初戦となる初日2Rも着順で、移籍の成果を示したい。▼2Rは奥井迪―佐々木の東京決着に期待。1―6―234。
▼6R(瀬戸晋作) 「(決勝で弟の栄作と連係して)ドラマを作りたい」(別記事参照)と今大会の意気込みは十分。平尾一晃マークから抜け出す。3―145―1245。