競輪

【熊本競輪・再建記念FⅠ】再開後の一番星は三浦翔大 「熊本ラーメンポーズ」で喜び表現

1R、満員のスタンドの前で再開の号砲

 2016年4月の熊本地震により被災していた熊本競輪が、バンクやスタンドの改修を経て8年4カ月ぶりに本場開催を再開した。バンクは以前の周長500mを400mに変更。レース前の開会式では熊本市の大西一史市長があいさつと開会宣言。満員のスタンドのファンからは「大西君、ありがとう!」の声も飛んだ。

 午前10時40分、熊本競輪場の時計が再び動き出した。再開を告げる1Rの号砲が水前寺の街に響き渡ると、大歓声を受けて地元の半田誠が突っ張り先行。だが3番手確保から捲り追い込んだ宮城の三浦翔大が勝利し、半田は3着に沈んだ。

 三浦はゴール後、指2本を横にして箸に見立てて「熊本ラーメンポーズです」とご機嫌。「歓声がすごかった。気合が入りました。直線が長い(九州では武雄の64.4mに次ぐみなし直線60.3m)ので届くと思いました。あと20分、この余韻を楽しみたい」と、悦に入っていた。地元の歓声に応えられなかった半田だが、「すごく緊張したが、自分のレースはできた。2日目こそは勝てるように頑張ります」と前を向いていた。

ゴール後、「熊本ラーメンポーズ」で喜びを表す4番車・三浦翔大(右)、左は逃げて3着の1番車・半田誠
「熊本ラーメンポーズ」で勝利のマイクパフォーマンスに登場した三浦翔大
  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena