競輪

【佐世保競輪(ナイター)FⅡ】「緊張感がすごい」脱サラのオールドルーキー寺師幸成が実感するプロの世界

<記者コラム・森川和也の追走一杯>
 高卒から食肉業界の大手に就職した寺師幸成は、昇進の話を蹴ってまで競輪界に飛び込んだ変わり種。本デビューの前回奈良で2勝を挙げて養成所の通算白星(1勝)を早くも上回ったが、表情は険しい。「サラリーマン時代は少しミスをしても会社の看板で許される部分があった。でも、この世界はそうはいかない。緊張感が今までと違って本当にすごいし、大変です」。信じるのは自分の脚だけ。33歳の挑戦を心から応援したい。

 ▼8R(堀越翔己)1、2班初戦がケガからの復帰戦になったが、表情は明るい。「チャレンジの時とは違って人気を背負う緊張感もないだろうし、いい意味で気楽に走れそう。練習も十分にできました」。九州3車の連独占で、1―56―56も本線と互角。
 ▼12R(和泉尚吾)「前回は優勝を狙いに行って優出すらできなかったけど、悪くはなかった。今回はその分も頑張りたい」。作戦能力はかなり高いだけに、それほど経験のない単騎戦でも苦にしないはず。1―25―23456。

勝負の世界に飛び込んだオールドルーキー寺師幸成
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