【熊本競輪・再建記念FⅠ】半田誠が声援受けてレコード更新、決勝は熊本トリオの先頭

123期の新鋭・半田誠が声援を味方に地元初勝利を挙げた。2日目3R、終HS5番手と苦しい展開だったが、ジワジワと踏み上げていき、直線で外から伸びて1着。バンクレコードを一時、更新する10秒9の上がりタイムを叩き出して、地元初開催でA級決勝に進んだ。
「うれしい。公式HPに載るんですよね? すぐ抜かれるだろうけど、一生の思い出になります。どなたかスクリーンショットを取っておいてください」とパソコン画面の保存を記者に依頼。予想通り、12Rの嘉永泰斗(10秒7)に抜かれてしまったが、A級ではトップタイムだ。「声援が背中を押してくれた」と地元ファンに感謝した。スタンドには半田の友人もいたようで、「すぐ分かりました。声がガラガラで特徴的なんですよ」と、後押しに感謝した。
最終日の11R決勝は熊本トリオの先頭を走る。ラインに貢献する走りで、A級だけでなくS級の地元Vにも勢いをつける。