競輪

【熊本競輪・再建記念FⅠ】S級復帰の伊勢崎彰大は準決で敗退しても手応え十分

 伊勢崎彰大は準決11R、北井佑季―岡村潤の3番手。並び通りのワンツースリー決着に、「宮杯を取った選手はやはり、ひと味ふた味じゃなく、〝み味〟くらい違うね」と猛スピードを実感した。

 それでも自身の状態にも手応えありだ。「終始ゆとりがあったからね。岡村君を抜ければと思ったけど、外を踏んで、ある程度差し込んでいけた」。惜しくも次点で決勝には乗れなかったが、初日に挙げたS級復帰後初白星は、鮮やかな3番手突き抜けだった。

 前検日には「A級で半年走って、勉強になった。初心に返れた。呼んでもらって久々に熊本に来ることができてうれしいし、ありがたい」と11年ぶりの熊本遠征を喜んだ。45歳になったが、タテ脚も話術もシャープ。今節初の番手回りの最終日も、勝利のチャンスを射止める。

 ▼10R(伊勢崎彰大) 金田が後手に回らなければ勝機あり。125BOX、1=2―4、1=5―4。

 ▼6R(野口大誠) 2015年のGⅡヤンググランプリを制したが、その祝勝会が熊本地震で中止になった。最終日のみの補充出走だが、地震を乗り越えての地元バンク参戦で燃えないわけがない。6―2=全、2―6―15。

次点で決勝進出ならずも状態には手応えの伊勢崎彰大
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