競輪

【熊本競輪・再建記念FⅠ】北井佑季は地元勢の2段駆けを攻略できず準V

最終日12R決勝を振り返る北井佑季

 S級決勝2着の北井佑季は、サバサバとした表情でレースを振り替えた。「届かなかった。自力ある選手が並んでいたし、緒方さんも気合が入っていた」。緒方将樹―嘉永泰斗―高原仁志の3車に前受けされ、突っ張り先行される厳しい展開。5番手からの仕掛けに打鐘で合わせられたが、4番手の山崎芳仁の位置を終HSで奪い取って脚をため直した。

 「1回踏んで、休んでからもう1回行くべきタイミングを待った」。その間に嘉永がBS番手捲り。3番手となり、4角から追い込んだ。直線で目の前の高原は抜いたが、嘉永には2分の1車身までしか詰め寄れなかった。「しっかり出切るべきところで出切れるような、隙を突く走りをしていきたい」。警戒され、包囲網を敷かれても、そのさらに上を行く上昇志向はまだまだ止まらない。

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