競輪

【別府競輪(ナイター)GⅢ開設記念】阿部将大―小岩大介の地元コンビが初日特選に登場

今年は高知GⅢ、函館GⅢを制した阿部将大

 地元コンビが初日メイン競走から見せ場を作る。12R特選に大分勢は、阿部将大と小岩大介の2人が出走する。

 ライン先頭の阿部は今年GⅢ2Vなど絶好調。「水泳のインターハイ優勝もある妻のアドバイスで、就寝時間を0時前後から21時ごろにした。朝も早く起きるようになった」。早寝早起きを心がけたことで、普段の練習も質が向上。体の可動域が広くなり、しっかりもがけるようになったという。「練習疲れもその日のうちに取れるようになって、翌日も効率よくメニューをこなせている。今は練習が楽しいですよ」と満面の笑み。初参戦だった昨年12月の前回大会は2予に勝ち上がったものの、インフルエンザ発症で無念の欠場となった。「前回のことも含めてリベンジできたら」。初日からフルスロットルで挑む。

 対する小岩は「特選が1Rだけになってから、大分から2人も出るなんてないでしょう。(阿部)将大と走れてうれしい」と感激した様子。昨年の地元記念は2予敗退、年初のFⅠでは初日に失格と当地では結果を残せていない。「気持ちを入れると空回りすることが多い。いい意味で気持ちは抑えていきたい。練習もいつも通り」。泰然自若の精神で前場所の松戸GⅡ初日に続いて、阿部マークから白星をつかむ。

初日12R特選で阿部将大をマークする小岩大介
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