【別府競輪（ナイター）GⅢ開設記念】阿部将大　憧れの古性優作ら豪華メンバー相手に1着ゲット

　阿部将大が地元エースの意地を示した。初日の12R特選は、終BS8番手から捲りを放ち、大勢のファンが出迎えるスタンド前を先頭で駆け抜けた。

　「指定練習で体の調子がすごく良かった。このメンバー相手に1着を取れたのは大きい」。いつも以上の将大スマイルを見せたが、古性優作との中団並走の場面に話が及ぶと、苦笑いに変わった。「隣にいて怖かったですよ！」。阿部にとって古性は「タテヨコ何でもできる選手で、目標としている」と憧れの存在だ。「どうしようかと思った（笑）。ただ、（山口）拳矢君の踏み出しに集中して、そこから当たりに行けばいけるかなと」。巧みにさばいて古性から位置を死守して、勝利につなげてみせた。

　2予9Rは初日と打って変わって、東矢圭吾の番手回り。豊後のオールラウンダーを目指すべく、東矢を好リードする。