【小倉（ミッドナイト）Ｆ２】三谷尚子が初優出を目指し「頑張ります」＜記者コラム・森川和也の追走一杯＞

＜記者コラム・森川和也の追走一杯＞
　勇気を振り絞った追い上げが好スタートにつながった。初日１Ｒの三谷尚子は最後方で周回していたが、最終ＨＳで踏み込むと、内に差し込んで取り残された本多優に代わって南円佳を追走し、４着でゴール線を駆け抜けた。「怖がらずに外へ持ち出せたのがよかった」。上がり12秒１のタイムは立派なもので、デビュー後、８７走して２着以内が一度もない選手とは思えない。状態を聞くと「今までいい成績を残せていないから、調子がいいのか悪いのか分からない」と苦笑いしたが、このレースで一皮むければ競走得点もぐんと上昇するはず。２日目の▼２Ｒでも再び「流れに乗れるように」ガッツを見せ、自身４度目の３着をゲットできれば優出の扉が開かれる。１―２３４５―７。
　▼５Ｒ　目標不在の番組を見た松本大地は「10年前なら先行で勝負できたけどね」とおどけたが、脚力は「かなり戻っているのは間違いない」らしい。それなら３着で絡めて１＝２―５、３―１２―５。