【別府競輪(ナイター)GⅢ開設記念】阿部将大が地元記念初制覇に王手、23年ぶり地元勢Vなるか
阿部将大が地元記念制覇に王手をかけた。準決10Rは、先行する伊藤颯馬を番手から好リード。車間を空けて別線の反撃をけん制すると、直線で伊藤をかばいながら差し脚を発揮。伊藤は3着、阿部は1着で決勝進出を決めた。
これで初日から3連勝。「出来過ぎですね」と謙遜したが、「状態面含めて問題ない。気持ちにも余裕がある」と心身ともに充実している。
決勝を勝てば、2001年の51周年後節を制した渡邉隆(67期・引退)以来、23年ぶりの地元勢制覇となる。「長いこと大分からの優勝は出ていないし、お客さんからも『地元の優勝がないから頑張れ』と言われたので頑張りたい」。最終日12Rは地元ファンの声援も味方に、先頭で決勝線を駆け抜けてみせる。