競輪

【熊本競輪(モーニング)FⅡ】「早くここから抜け出せるように」和田禎嗣が完全復調に向けて全力疾走だ

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 S級在籍通算12期(丸6年)と実績十分の和田禎嗣が、不振脱却へ躍起になっている。今年1月にS級から陥落。A級3場所目の取手で早々とVゲットに成功したが、直後の久留米で落車。右鎖骨、右肋骨、右肩甲骨を骨折した。「右上半身の全ての骨を折った感じでしたよ」

 約4カ月の長期欠場を経て5月から戦線復帰したものの、調子がなかなか上がってこない。「まだ体に違和感があるし、全く戻ってませんね」と苦笑いしながら厳しい現状を語ったが、「こんな状態だけど、早くここから抜け出せるように頑張りますよ」と目の中の炎は燃えていた。▼4Rは神開一輝と対決。「自力タイプとの2分戦できついけど、自分の力を出し切れるように」ときっぱり。半ば強引にでも駆ければ、須賀和彦のブロックも見込めるはずで、5=2―17。
▼1R(一ノ瀬匠)2年ぶりに出走した前回地元戦は7、1、7着とさえなかったが「地元は元々、苦手なので」と気分的にはノーダメージ。ここはマイペースで先行できる組み合わせで、逃げ切りも狙える。5―3―127。

「早くここから抜け出せるように」と復調を目指す和田禎嗣

 

 

 

 

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