【熊本競輪(モーニング)FⅡ】開幕戦は一ノ瀬匠が逃げ切り「息子の誕生日だと気が付いたら緊張した」
開幕レースの1Rは鐘4角3番手から叩いた一ノ瀬匠が、ゴール前で失速することなくそのまま押し切った。
「初日の朝になって息子の誕生日だと気が付いた。そうしたら一気に緊張しましたよ」。目に入れても痛くない最愛の小学5年生の息子が自分のレースを見ている。そう考えると気持ちがいつも以上に高ぶった。
打鐘で中川拓也を出して3番手をキープしたが、力を出し切ることに集中した。「自分のレースをするだけと思っていたから、あの位置で詰まってしまう前に行きました。すごく自転車が流れたし、脚の感じは悪くないですね」。上がりタイムは初日の最速ラップで11秒4。息子へ会心の逃げ切り1着をプレゼントできて満足そうだった。