【久留米競輪(ナイター)FⅠ】「一流の選手はこんな感じなんだ」フォームを変えた幸田望夢が4連勝
幸田望夢が激戦の5RA級特選を制した。終HS4、5番手からスパートすると、佐藤健太の激しいブロックもかわして、一気に捲り切った。「佐藤さんの動きは予測してた。重かったけど、仕掛けのタイミングと乗り方を変えたのが大きい」と笑顔で振り返った。
2節前の青森最終日から乗り方を意識するようになった。「同県の磯田旭さんのアドバイスで、体全体を使う感覚で乗るようにしました」。ローラーの体感も良くなったようで、「前から周りの方に言われていたんですよね(笑)。一流の選手はこんな感じなんだと分かるようになった」。もう少し早く気付けば良かったと言わんばかりに無邪気に笑った。
前節は準決、決勝と白星で飾っており、初日の勝利で4連勝。新たに身につけたフォームを固めて、昨年まで過ごしたS級に再び舞い戻ってみせる。