【久留米競輪(ナイター)FⅠ】山田庸平「しっかりしないと」 1着で決勝進出も笑顔なし
山田庸平が1着で準決を突破した。2日目11R、終BS5番手と苦しい位置だったが、3角から一気に踏み上げて直線で大外強襲。「初日よりも感覚が良くて余裕があった」。上がり11秒0と2日目の最速タイをマークした。
一方、レースを振り返る山田の表情に笑顔は一切見られなかった。「仕掛けるべきポイントは3つほどあったが、脚に余裕があるだけに待ってしまった。気持ちの余裕の無さが出た」
今節を終えると、次節はGⅠ平塚オールスター。昨年の同大会はファイナリストに名を連ねたが、5着と涙をのんだ。「GⅠを見据えて走るなら、しっかりしないといけない」。悲願のGⅠ制覇へ。結果だけでなく内容も求めて、最終日12R決勝を戦う。