【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】河合佑弥が逃げ切り2連勝「競輪学校時代に言われたことを思い出した」
S級準決11Rは、初日特選で単騎ガマシで圧勝した河合佑弥が鐘前先行で押し切り。ピンピンで優出に成功した。
「競輪学校(現在の競輪選手養成所)時代に言われたことを思い出して踏んだら、すごくいい。ほんの少しの感覚と思うけど、それで全く違うんです」。教官からのアドバイスは単純だが、非常に奥深い一言だった。「脚を速く回すんじゃなくて、ペダルを手でつかんで、それを丁寧に回すように」と身ぶり手ぶりで解説すると、「強い人はこれが自然とできているんでしょうね。この感覚を突き詰めていきたい」ときっぱり。昨年9月の高知FⅠ(1、2、決勝3着)以来となる優出以上に、大きな手応えをつかんだようだ。