【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】「自分も速い方なのに」菅谷隆司が捲って1着もS取りに敗れてがっくり
<記者コラム・森川和也の追走一杯>
A級準決4Rは、高本和也から切り替えて捲った菅谷隆司が1着も、1番車の責任を果たせずにうなだれた。「高本君が前受けから突っ張る作戦だったのに前が取れなくて。本当に申し訳ない」。ピンチをリカバリーしての勝利にも苦々しい表情。「池部(壮太)君のSがとんでもなく速かった。初速は勝っていたのに、3、4歩目で行かれた。自分も中の上くらいでSは速い方なのに」。高本の脱落で、決勝は攻めづらい2分戦になってしまった。▼11R決勝は、それでも菅谷が一矢を報いるか。「号砲の鳴るタイミングはしっかりと研究している」。1番車の小柳を制してSが取れれば、流れで総力戦に持ち込める。1=2―6、7―2―16。
▼10R(熊谷芽緯)「対策をして暑さに慣れてきたかも」。直線の短い当地で連続Vを目指す。6―125―1257。