【平塚競輪(ナイター)GⅠオールスター】久米詩が復調 初タイトルの舞台でファンに勇姿を見せる
<記者コラム・野口雅洋の1000円勝負>
久米詩が手応えを口にした。「ガールズケイリンフェスティバル(GKF)から徐々に調子が上がってきている」。昨年は5月ガルコレとGKFを優勝するなど大きく飛躍したが、今年は4月に落車もあって足踏み。それでも前回決勝は鐘3半で押さえてペースに持ち込み、逃げ切りVを果たした。「選ばれた感謝の気持ちを持って走る」と気持ちも上向いている。
平塚は昨年、ガルコレで初タイトルを手にした地。大観衆の前でシャンパンファイトを行った。「バンクがすごくきれいで走りやすい」とお気に入り。「自分の力を出し切って、できる限りのことをやって頑張ります」。復調してきた久米なら白星発進も十分あり得る。
▼11R(久米詩) 全員がファンの思いを胸に走る。児玉と佐藤の争いと見られそうだが、簡単なレースにはなりそうもない。特に佐藤は五輪と長旅の疲労はピークのはず。4―12―全。
▼3R(永澤剛) いつもはネガティブ発言が多いが、今回は「調子がいいかもしれませんね」。青野が先手なら連対可能。9=2―13457。