【武雄競輪（モーニング）FⅡ】「落ち着いて走れた」予習効果を出せた寺師幸成が逃げ切り連勝で初優出

　チャレンジ準決4Rは、33歳のオールドルーキー寺師幸成が逃げ切り連勝。初めて優出に成功した。

　参加前の予習が実った。レース映像をDVDに保存して、対戦する自力選手の動きを研究。その細かな努力で「後ろの様子を見ながら、駆けられるポイントまで落ち着いて走れた」と、自分の力を最大限に発揮できた。

　決勝戦はタテ脚のある神山尚との2分戦だが、逃げ一車も同然。ライン4車の長さはかなり有利に働くが、「初めての決勝だけど、自分のやることは全く変わりません」ときっぱり。結果は後からついてくる。とにかく逃げまくって最高の結果を待つ。