競輪

【平塚競輪(ナイター)GⅠオールスター】新山響平が北日本4車の先頭 2度目タイトルへ先行勝負

 準決9R、新山響平が決勝一番乗りを決めた。「Sで滑った」と前受けがかなわず、得意の突っ張り先行には持ち込めない展開。それでも後方から赤板でしっかりと前を抑え、そのまま先頭を譲らずゴールした。

 赤板で出切ってからはペースを上げずに後方を警戒。踏んだのは鐘4角手前からで、「距離が長くなかったので、最後まで踏み切れた」と佐藤慎太郎を振り切った。「毎日先行しようと思っていけている。気持ちは強く臨めている」。初手がどこからになっても、先手を誰にも渡さない走りができている。

 GⅠ決勝は今年3回目。デビューからわずか1年4カ月で、競輪祭決勝を走ってから数えると10回目となる。タイトル獲得は2年前の競輪祭があるが、番手回りでのものだった。決勝は4車の先頭。先行選手として押し切りVを狙うには最高の環境が整った。2度目のタイトルへ、夜風を突っ切る。

準決9Rを逃げ切った新山響平

 

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