【佐世保競輪(ナイター)FⅡ】児玉碧衣ぼやき連発 女子オールスター振り返り「吹っ切れる性格だったのに」
オールスターから中5日で参戦した児玉碧衣が、普段見せない〝ぼやき〟を連発させた。「決勝は圧倒的な脚力の差があった」と佐藤水菜に敗れたことを素直に受け入れた。だがシリーズを振り返って「何も得られなかった」と苦しい表情を浮かべると、「いま自分が何をすればいいのか分からない。1着を取るレースをすると、勝ちたいがために動けなくなるし、かといって先行すると見せるレースってだけで、考えて走ることから逃げたことになるし…。元々は吹っ切れる性格だったのに」と、負のスパイラルに陥りそうな様子だ。
全体のレベルが上がり、以前のように簡単に勝てなくなった。「何も考えずに走ってきたツケが回ってきた。だから経験を積んで強くなるしかないけど、性格的にすぐ結果を求めるタイプで我慢ができない」。今年も後半戦に突入。葛藤の最中にいる児玉が自分の走りを取り戻せるか。