【武雄競輪(ナイター)FⅡ】競輪祭女子王座戦の選考期間は今月まで/野口諭実可と那須萌美が勝負駆け
<記者コラム・森川和也の追走一杯>
11月19日に開幕するGⅠ「第2回競輪祭女子王座戦」の選考期間は今月まで。今年3月から出場権を懸けた争いが全国各地で繰り広げられたが、今節のメンバーでは期間内に5Vを挙げている奥井迪、山原さくらが当確。野口諭実可と那須萌美は今回優勝で濃厚ゾーンに突入する。
「競輪祭に出たいです!」と元気にアピールしたのが野口。前回地元戦を完全Vで飾り、権利獲得のチャンスがつながった。「別府はいつも以上に気合が入ったし、勝てて安心した。でもここで優勝しないと競輪祭の出場は決まらないし、頑張ります!」と力を込めた。
一方の那須は冷静な面持ち。「今回優勝すれば競輪祭ですけど、まさか(佐世保、京王閣で)連続Vできるなんて思っていなかったし、そこまで意識はしていません」。ガツガツせず、まずは自分のレースに徹するつもりだ。▼7Rは気合十分の野口が奥井を差し切る。1―5―346。
▼11R(冨尾享平)本命の田中和磨は前期S級で叩きのめされた影響が相当残っている。ならば九州ラインから狙う手も十分で、2―4=157。
