【武雄競輪(ナイター)FⅡ】ゴールデンキャップの松本昂大がデビュー初勝利「やっと取れたなぁって感じ」
チャレンジ予選2Rは、125期のルーキー松本昂大が突っ張り先行で逃げ切り。ルーキーシリーズを含めて初の1着を手にした。
「やっと取れたなぁって感じ。うれしいですね」。前受けから突っ張るという作戦通りのレースを完遂させ、最後は後位にはまって迫る秋末蓮、西川弘資を振り切った。「流してから駆けたので粘り切ることができた。ゴール前は逃げ切ってやろうと思って踏みました」と流れ落ちる汗を拭きながらほほ笑んだ。
在所時の競走成績は65位と低迷したが、第2回の記録会では400メートル22秒72、1000メートル1分7秒47、3000メートル3分47秒22を計時。ゴールデンキャップを獲得した。本デビュー戦の7月小倉決勝で左鎖骨を骨折して今回が復帰戦だったが「プレートが入っているけど痛みはありません。明日もまた頑張ります」。出遅れた分を取り返そうと、しっかりと先を見ていた。