【武雄競輪(ナイター)FⅡ】「悔しかったけど爆睡した」初日完敗の溝口葵が突っ張り先行で堂々の快勝
ライン3分戦で行われたA級1、2班戦の準決11Rは、溝口葵が自慢の強地脚で逃げ切った。赤板で抑えに来た田中和磨を突っ張ると、すかさず飛んできた堀越翔己も出させない大立ち回り。極め付けは、番手すんなりの高間悠平にもゴール前で抜かせなかった。
「準決は内容にもこだわって決勝に乗りたかった」。特選で地元の坂田康季から突っ張られ、子ども扱いにされたことが起爆剤になった。「初日にあっさりやられてマジで悔しかった。でも、その夜はしっかりと爆睡しました」。決勝は坂田と再戦。「悪天候の方が自分は得意だし、台風が来ても走ります!」と夜空を見上げながら、闘志をみなぎらせていた。