【武雄競輪(ナイター)FⅡ】「自分もこっそりゴールデンキャップでした」素質十分の西岡利起が初Vに挑戦
<記者コラム・森川和也の追走一杯>
ルーキーの西岡利起が初Vに燃える。準決3Rは松本昂大にぶちカマされたが、切れた高田真幸を2角過ぎにつかまえると、その勢いで松本も捲り切った。「スリップストリームを使えましたね」と空気抵抗を利用しての1着ゲットにしてやったりだ。
「ゴールデンキャップの松本君を破ったね」と話を向けると、「実は自分もこっそりゴールデンキャップでした。(指標の)基準タイムはギリギリでしたけど」と恥ずかしそう。「でも同じ近畿で同期の南部(翔大)君、谷内(健太)君が先に優勝しているし、自分も早く決勝で勝ちたい」と意気込んでいた。▼10R決勝は、ライン3車の強みも存分に生かせば勝機あり。2―1346―1346。
▼11R(鈴木奈央)3、3着での勝ち上がりだが「(山原)さくらさんと、奥井(迪)さんが見合ってくれたらチャンスがある」。展開を読み切っての前々戦で高配当を提供だ。7=36―12356。