【熊本競輪・GⅢ開設記念】松浦悠士「前回よりいい」 結果で復調アピールだ
<記者コラム・造田大の大勝負>
松浦悠士が結果で復調を示す。2予10Rは突っ張った町田太我の番手から差して1着。「太我が強かった。自分も車間を空ける余裕はなかった」と後輩の強さを褒めつつ、「前回の岐阜GⅢよりも乗り方や体の使い方はいい」と浮上のきっかけをつかみつつある。
その岐阜は自力戦で久々の優勝を飾った。今年は度重なる落車で状態を落としていたが、徐々に昨年のGPを制した本来の姿に戻ってきている。
準決10Rは再び町田とタッグを組む。2予と異なり2車ラインで、郡司浩平ら強敵と相対する。厳しい番組構成だが、1着で復調をアピールしてみせる。▼10Rは松浦のアタマに期待。1―349―2349。
▼9R(城戸俊潔) 2日目5Rは会心の逃げ切り。S級点を確保すべく気持ちも入っている。林慶次郎らとの力勝負を制して、番手の阿竹智史とワンツー。6=3―1259。