競輪

【川崎競輪・GⅢ大阪関西万博協賛】福田知也が2回目のGⅢ制覇

 川崎競輪のGⅢ「大阪・関西万博協賛競輪」は14日、最終日の12Rで決勝が行われ、南関4車の3番手から臨んだ福田知也(42)=神奈川・88期・S2=が直線伸びて快勝。2022年10月の松山以来、通算2回目のGⅢタイトルを手にした。南関番手の和田真久留が2着。単騎の諸橋愛が3着に食い込んだ。

賞金ボードを手に優勝を喜ぶ福田知也

■ヒーロー
 勝利に飢えるベテランがホームバンクで直線鋭く突き抜けた。「佐々木君の頑張りが僕の優勝につながりました。和田君の内が一番伸びるかなと思ったので。勢いをもらいながら行くことができた」と、仲間たちのサポートに感謝した。

 2022年10月の松山GⅢを最後にFⅠ開催からも優勝から遠ざかっていたなか、前回の立川(FⅠ)からセッティングを見直して「いい感じで突っ込めて感触も良かった」。持ち前のタテ脚を殺さず、ゴール前の選手たちが密集する狭い所からも行けるよう調整して約2年ぶりの優勝につなげた。

 人車一体でつかんだタイトルに自信を取り戻したマーク巧者は「手応えもつかめたので、練習をサボらずコツコツやって、残り2カ月で(S級)1班の点数を取り戻したい」。差し脚をさらに磨き、勝ち星量産をもくろむ。

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