【武雄競輪(モーニング)FⅡ】実力者の加倉正義が準決1着にも反省「ワンツーを決めなくては駄目でした」
準決10Rはベテラン加倉正義が番手抜け出し。7月当地以来(4、6、1着)の白星を手にしたが、喜びは普段の半分以下だった。
「篠原(忍)君の捲りをけん制したところで、自分の車輪が高橋(優斗)君の前に掛かってしまった。だから番手から出たけど、結局は3番手の池田(浩士)君は3着。あの形になれば前の高橋君か、後ろの池田君とワンツーを決めなければ駄目でした」。絶好の展開にもかかわらずラインでワン・スリー。番手の技量には自信を持っている加倉だけに、今期2勝目での優出切符にも最後まで笑顔は見せなかった。