競輪

【熊本競輪(モーニング)FⅡ】新装後初出走の吉田元輝が開幕戦制す「独特なバンクで1着に届いたので自信につながった」

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 モーニング7の開幕1Rは、勝負どころで中団を確保した吉田元輝が終3半から一気に突き抜けた。5番手の泉谷元樹が打鐘を目がけて仕掛けると立ち遅れを嫌って好反応の追い上げ。インの下野義城を決めて好ポジションの4番手を取り切った。

 「最後は自分だけ届いた。すんなり中団が取れるように自分で前を切った方が良かった。後手後手になりかけたのは反省ですね」と、番手の渡邉高志が3着になった部分でのレース運びに反省したが、「最低でも中団と思っていたし、その競走はできた」と自分自身に及第点を与えた。

 当地は2014年11月に一度出走して(2、3、決勝3着)好走していたが、リニューアルされた当地を走ったのは初めてだった。「(形状が)独特なバンクで1着に届いたので自信になった。明日はもっと遅い時間のレースになるから、状態はもっと良くなると思います」。▼準決6Rは機動型の点数差が極めて小さい大激戦で、十分に勝ち上がりのチャンスがある。7―3―125、1―7=35。
▼3R(中釜健次)初日は普段やらない鐘3角カマシを敢行。最後は4着まで沈んだが、2勝を挙げた前回武雄(1、7、1着)の状態をキープできている。5―1234―1234。
 

開幕戦の1Rでシャープに突き抜けた吉田元輝

 

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