競輪

【熊本競輪(モーニング)FⅡ】中釜健次が痛烈捲りで快勝「今回は落ち着いている」スピード自力でアピール成功

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 2日目3R選抜は、中釜健次が捲り一閃(いっせん)。6番手から上がり11秒3の一撃が決まった。「打鐘前に行けるところがあったけど、そこで気持ちの弱さが出た」と最初のポイントを逃してしまったが、高橋優斗の2角先捲りを目掛けてスパートすると、その勢いは最後まで止まることがなかった。「レース前によく緊張するけど、今回はレース前にコーヒーを飲むくらい落ち着いている。それがいいのかも」


 前回武雄はダッシュを生かした飛び付きで2勝を挙げたが、今回は一転してスピード自力でアピール。S級で活躍する兄・章成を追いかける弟にとって〝実りの秋〟になっている。▼4Rは、石川航大と中原航大の〝コウダイ対決〟を中釜がひと捲り。4―13―1237。

 ▼6R(魚屋周成)実力は愛知勢だが、連続7着の大谷は好調とは決して言えない。ならば次第に良化中の魚屋から狙う。2―14―1345。

スピード自力をアピールする中釜健次

 

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