【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】北川大成「反省を生かせた」前回初日のリベンジ達成で笑顔満開
【記者コラム・造田大の大勝負】
北川大成が巧みな立ち回りを見せた。初日3Rは徹底先行タイプの船瀬惇平との2分戦。前受けした船瀬がセオリー通り突っ張り先行で、北川は捲りに回ったが、2角捲りで一気に前団を制圧した。
前場所の経験が生きた。「前回の小松島初日も船瀬さんと一緒。その時も突っ張られてしまった。今回は誘導を強めに切りにいったら、船瀬さんがペースを上げてくれた」。船瀬をオーバーペースで駆けさせて、リベンジを果たした。
「前回の反省を生かせた。予選での1着はすごく久々。いつ以来だろう。うれしいですね」。調べてみると、6月武雄以来の予選白星。雨の佐世保バンクだったが、北川の表情は晴れやかに輝いていた。▼4Rは初日と同じく再び2分戦。菅谷隆司との力比べを制することに期待。6=1―457、1―4―6。
▼9R(濱田浩司) 先行一車の瀬戸栄作にジカ付け。普段はしない競りをするのだから気合は十分。番手を奪取し、瀬戸を差し切る。4―2=7。