【武雄競輪・FⅠ佐々木昭彦杯】渡部幸訓「競輪祭仕様で走る」 今年3Vを決めて大一番へ
渡部幸訓が大一番を見据えて決勝に臨む。準決11Rは目標の佐々木眞也が先手ラインの番手勝負を挑んで不発に終わったが、3角で自らタテに踏んで3着。前走地のGⅠ寛仁親王牌に続いて、2場所続けて決勝入りした。
その親王牌は2年連続でファイナリスト入り。競走得点もトップクラスの116点と伸ばしており、A級とS級を行き来していた数年前がうそのようだ。
「親王牌の後は開催が空いたので、競輪祭に向けて追い込んできた」と現在は次走のGⅠ競輪祭に照準を合わせている。「練習疲れが残っていて、状態は良くも悪くもない感じ。決勝はセッティングやシューズを競輪祭仕様にします。疲れを取って頑張りたい」
最終日12R決勝は目標不在で、戦法は「自分でやる」。追い込み屋だけに厳しい番組だが、ここで結果を出すようならば、競輪祭での活躍も大いに見込める。持ち味のタテ脚を繰り出して今場所の優勝、そして目標のタイトル奪取へ一歩近づく。▼12Rは渡部の今年3V目に期待。3―246―2456。
▼9R(岡田泰地) 目標の照井拓成は連日好内容の走り。2車でも照井がペースを握れば、番手の岡田に好展開。4―135―12357。