競輪

【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】「ずっと〝番組ガチャ〟が良くなくて」と嘆く宮下潤が最後方から3着強襲

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 70点割れ3期目で後がない宮下潤が2日目1Rに出走。勝負どころで最後方の6番手に置かれたが3着に強襲し、クビ回避に懸命な走りを見せた。
 前検日に「調子は悪くないけど、ずっと〝番組ガチャ〟が良くなくて」と苦笑いしていたが、この日はその言葉を証明した形になった。直線の短い当地で、ゴール前勝負だけで前3人を逆転。調子が悪いはずがない。「踏み込んでから思ったよりも車間が詰まらなかったけど、それでも最後はアタマ一つ前に出ましたからね」と控えめに胸を張った。
 「今期は代謝のボーダーが低くてまだ助かっているけど、全然うかうかしてられない。最終日もしっかりと着をまとめます」。秋が深まるにつれ、生き残りを懸けた争いもジワジワと熱を帯びてくる。▼最終日3Rは、考えた末に「九州ラインの後ろ」と決断。前受けアシストで成海大聖が突っ張り先行なら、捲って勝利した8月弥彦(5、4、1着)以来の2連対も見えてくる。4=1―3、2―4=1。
▼6R(西村剛)前々を心がけた積極的な走りで、連日ラインを組んだ選手からべた褒めされている。ライン3車のここは逃げまくって5=1―24、5―2―67。

生き残りを懸けて必死の戦いが続く宮下潤

 

 

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