競輪

【熊本競輪(モーニング)FⅡ】地元の中山敬太郎が来期に向けた勝負駆け「気持ちで頑張るだけ」

【記者コラム・森川和也の追走一杯】
 毎期のように点数勝負を強いられている中山敬太郎が4Rに組まれた。目標が楠本政明だと知ると「良かった。今まで何度もいい思いをさせてもらっているし、頑張ります」と胸をなで下ろした。

 不振を極めた前期(65.38点)は「熊本の新バンクを走ってみたい」という強い思いで、すんでのところでクビを回避。今期も前々期(69.50点)の貯金で何とか逃げ切れそうだが、これまで68.14点と成績は伸びておらず、来期を考えると今回の〝地元番組〟で点数を上げるだけ上げたい。

 「メシを食べ過ぎて体重は130キロくらいあるけど、ある程度の練習はやってきました。あとは気持ちで頑張るだけです」。12月はあっせん停止なだけに、追加や補充が入らなければ今回が今年最後の開催になる。ぜひとも100期在校1位の意地を見せてほしい。▼4Rは、突っ張り先行が濃厚な楠本を逆転だ。4―1―367。

 ▼2R(牧田賢也)白血病を克服し、バンクに戻ってきたガッツマン。A1当時の実力はないが、自力型としての技量は寺師幸成に負けるはずがない。7―3―145。

どうしても点数を上げておきたい中山敬太郎
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