競輪

【熊本競輪(モーニング)FⅡ】森佑樹が突っ張り先行で1着「2分戦で前受けなんて本当に久々でしたよ」

【記者コラム・森川和也の追走一杯】
 2日目2Rは岡山の森佑樹が前受けから突っ張り先行で制した。中国地区とは関係性が深い四国の土居佑次との2分戦で、しかも先行を得意とした同タイプ。「やりづらかったけど、高木(修二)さんが前を取ってくれたのが大きかった」と、即席ラインを組んだ大阪の先輩に感謝した。「2分戦で前受けなんて10走ぶりくらい。本当に久々でしたよ。駆ければ持ち味を出せるけど、後ろ攻めだと何もできなくて終わることが多いから」。自分の力を出し切っての勝利に声が弾んだ。

 今回は同県の先輩・棚橋勉から借りたハンドルポストが好感触だそうだ。「どこに行っても自分に合ったサイズのものが売っていない。だから帰ったら譲ってもらえるか交渉します」。最終日も好成績をゲットし、部品代に色をつけることができるか。▼最終日4Rは、2番車の森下忠夫が好Sなら後ろ攻めが避けられる3分戦。前期成績は別線の伊藤翼、清水健次よりも上であることを考えれば、連勝を決めても不思議はない。6―2―45、6―45―13457。

 ▼7R(谷内健太)練習では近畿のトップレーサー窓場千加頼と互角という好素材。準決は1周タイム22秒8(前半11秒2、後半11秒6)の大差勝ちでその片鱗を見せた。弓矢の特班を止めれば4―1―257。

前受けからの先行勝負で逃げ切った森佑樹
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