競輪

【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】今年急成長した當銘直美が太田りゆを「今度こそ差す」

【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
 ガールズで今年最も成長を遂げたのは當銘直美かもしれない。昨年は14勝で3Vだったのに対し、今年は38勝で9V。猛烈な進化だ。「今年はすごかった。激動でした」と本人も猛烈なステップアップを実感している。舘泰守に指導を仰いでおり、今回も「前回の松阪の後に、舘さんに指導してもらって不安要素がなくなった。スッキリしました」と明るい表情での小倉入りだ。

 「前回は太田りゆさんを抜けなかった。でも食らいつけたし収穫ありです。2日目より決勝の方が差を詰められたし、今度こそ」と意気込む。「競輪祭の内枠は初めて。しっかり生かしたい」と言う口調や、「好位狙い」のコメントから、隣枠の太田をマークする可能性も十分ある。「妹の沙恵美が昨日(17日)大垣で優勝したんですよ。私も頑張りたい。目標は決勝進出です」。打倒・太田へ、気持ちは高ぶるばかりだ。

 ▼2R(當銘直美) 太田が坂口楓華の抵抗に遭って、脚を使えば當銘の差し切りも。3=2―全。
 ▼12R(伊藤旭) 今年の伊藤はビッグ初戦の1着で大穴を提供している。いわき平ダービーで3連単17万7080円、平塚オールスターで15万1570円、宇都宮共同通信社杯で3万440円。今度も古性優作が相手で、1着なら好配は必至。3―259―1259、3―2―6。

今年9Vと大きく飛躍した當銘直美
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