【小倉競輪（ナイター）GⅠ競輪祭】1Rに組まれて納得顔の佐藤水菜

【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
　前検日、共同インタビューの席に着いた佐藤水菜は、その机の上にあった翌日番組をめくってめくって、また元に戻って…。その手は止まらなかった。一体、何がそんなに気になった？　インタビューの終盤、佐藤が漏らした一言でその理由が判明した。「私、1Rなのが寂しく思っちゃって…」

　確かに普段の開催ならメインは最終レース（初日のガールズなら4R）で、1Rはいわば前座中の前座。五輪にまで出場したスター選手に対する扱いではないが、ことビッグレースとなれば話は別。取材陣が「1Rに注目してもらって、そこで売り上げに勢いをつける意味合いがあるんですよ」と解説すると、佐藤は大いに納得。関係者の期待に大いに応えてほしい。

　▼1R　配当を期待するなら、佐藤水菜からいかに薄目が絡むか。小倉競輪祭との相性がイマイチな石井寛子の評価をあえて下げて好配を待つ。1－2346－23456。