【武雄G3開設記念】小林弘和 予備から特別優秀へ
3日目7R、地元コンビがワンツーを決めた。地元3車の先頭を走った金ケ江勇気は後方から捲ってきた渡邉雅也に合わせて3番手からスパート。渡邉の後方が離れていたのを見るとすかさず番手に入る落ち着いたプレー。「レースが見えていました。今回は落ち着いています」とおどけた。「今回は地元勢がすごく活躍していますから、その勢いもありますね」とニッコリ。初S1へ、点数アップで大会を終えられそうだ。

その金ケ江をピタリ追走して差し切ったのがマークした小林弘和。予備だったが前検日の前日に急きょ初日からの参戦が決まった。「参加する準備はしていたので、状態はいいです。金ケ江君を必死で抜きました」。3日間を3、6、1着として、最終日は決勝の次の格となる特別優秀を走る。2日目以降からの補充参戦が濃厚だったが、本人も驚く進撃。最終日のもうひと暴れに期待。