競輪

【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】梅川風子が連覇に向けて好発進

 前年覇者の梅川風子が好スタートを切った。初日3Rは5番手から2角捲り。ナショナルチーム(NT)で鍛え上げたスピードで、尾方真生ら強敵を俊敏に捲り切った。

 先月の世界選手権を最後にNTでの活動を引退。「世界選の後はオフを入れて、バタバタ練習した状況で前回の立川を走った。それから1週間なので、状態はいいわけではない」。決して万全ではない状況だったが、連覇に向けて好スタートを切った。

 2日目の準決11RはNTの元同僚の太田りゆらと対決。「去年の経験でピンピンで勝ち上がることの大切さを知った」。着順が良ければより良い車番を自力で獲得できる大会方式。同12Rで勝ち上がってくるであろう佐藤水菜の隣の枠番を勝ち取って昨年の再現を目指すべく、準決も全力で1着を狙う。

報奨金授与式後にスタンドへ手を振る女子ナショナルチーム経験者。手前左から佐藤水菜、内野艶和、梅川風子と、左後方は吉川美穂
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