【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】「状態は前回よりいい」松浦悠士 大逆転のGP出場に向けて好発進
松浦悠士に笑顔が戻った。初日9Rは取鳥雄吾マークから1着。持ち味のタテヨコ柔軟な立ち回りで、後方から捲ってきた窓場千加頼をきっちりけん制した上での差し切り勝ち。好スタートを切った。
賞金ランキングは前検時点で16位。優勝しないと6年連続のGP出場が断たれる厳しい状況に置かれている。「周りは難しいと思っているかも。でも、自分だけは自分を信じて優勝を目指したい」と前検日に胸の内を語ってくれた。
「状態は前回よりいいのかな。ずっと外で動けていた。今までそういった動きをしていたら食われていたかもしれない」。落車続きで状態面は落ちていたが、徐々に本来の姿を取り戻しつつある。昨年のGP覇者が大逆転に向けて歩みを進めた。