【別府競輪・KEIRINフェスティバルFⅠ】日野博幸が単騎で叩いて2着の奮闘に「〝まる〟でしょ?」
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
A級準決3Rは、40歳の日野博幸が単騎叩きで2着の激走を見せた。前受けから半田誠を突っ張れずに5番手まで下げたが、鐘3半で外の中野真吾をどかして一気叩き。アグレッシブな走りに中石昌芳が追走できず番手に半田が収まったが、後藤彰仁の追い上げもあって半田は内詰まり。流れも向いた。
「出脚はいまいちだったけど、コーナーの回り方が良かった。〝まる〟でしょ? 2着だし、最低限でしょ?」と興奮気味に話すと、「初日に出渋った分もあったし、行こうと決めていた。半田君は自分の年齢の半分。叩けたから自信になりますね」と大きく胸を張っていた。▼A級決勝9Rは今期初、今年3度目の優勝を狙う一戦。九州が別線になり、しかも後ろ攻めを避けられる車番ならチャンスも十分。2=3―67、2―6―134。
▼8R(川村晃司)準決は番手戦だったが、初日は先行策で勝利した。ここもラインの先頭で自力策。真鍋智寛と田村大で踏み合えば一撃チャンスか。4―3―127。