【競輪】選手会大分支部の阿部将大と大西貴晃が絵本を贈呈 園児との自転車競走も開催
別府競輪(大分県別府市)がホームバンクの日本競輪選手会大分支部の阿部将大(28)=117期・S1=と大西貴晃(32)=101期・S2=が、同市内の保育園をそれぞれ訪れ、絵本を10冊ずつ贈呈した。
同支部では2023年度から、別府競輪のレースで地元選手が優勝した際に、地元の保育園や幼稚園に絵本をプレゼントする事業を行っている。
今年7月のGⅢ開設記念「オランダ王国友好杯」で優勝した阿部は、11月14日に南須賀保育園を訪問。阿部が同園を訪れるのは2回目で、GⅢ優勝を知った園児から手作りの金メダルが届けられたお礼も兼ねての訪問となった。
自転車に乗って登場した阿部に、園児からは「かっこいい」と声が飛んだ。さらに、園児代表が乗る三輪車と阿部とのレースも開催。園児の三輪車がとても速く、ゴール前はデッドヒートとなった。
絵本をプレゼントされた園児たちからは、阿部の似顔絵とレーサーパンツの絵が描かれたトートバッグがサプライズプレゼントとして手渡された。
阿部は「このような事業は子どもが喜んでくれてうれしい。また、優勝して保育園を訪れたい」と話した。
同月20日は、10月の「別府市制100周年記念事業GⅢナイター」で自身初のGⅢ優勝を果たした大西が、餅ヶ浜保育園を訪れた。
こちらも自転車対決や、園児からの挑戦状を受けて綱引きなどを行った。綱引きは園児チームが勝利を収めた。
大西と打ち解けた園児たちは、大西の大きな体に興味津々。園長先生から「すごい太ももだね。触らせてもらおうか」と振られ、大西も「いいですよ」と快諾。あっという間に大西を囲い「大きい」「すご~い」と歓声が上がった。
大西は「優勝してこのような機会を得るのはとてもうれしい。競輪を知ってもらい、競輪選手を目指す子が出てきてくれたらうれしい」と話し、園児たちに「一緒に走れるのを楽しみに待っています!!」と満面の笑みでメッセージを送った。