競輪

【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】約4カ月ぶり1着の川野深「僕の中ではオーバーな距離だった」

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 予選の4Rは、本命に推された川野深が鐘3半からのロングスパート。番手の米丸俊成だけでなく、「切れ目」のコメントから、周回中にライン参加した光岡義洋まで連れ込んだ。

 先行タイプとしては格上の両者、岡崎克政と浦山一栄が相手の3分戦だったが、「風が強かったけど、きょうは行けるところから先行しようと決めていました」。バンクが重たく上がりタイムは13秒3と悪かったが、自分のレースをしっかりと貫けたことに満足げ。「僕の中ではオーバーな距離だったけど、押し切れてよかったです」。優勝した7月宇都宮(1、2、決勝1着)以来の白星にさわやかな笑顔がはじけた。▼準決6Rは「自力自在。絶対に立ち遅れません」と好気合。ライン3車の強みも生かして125期の伊東佑晟を苦しめる。3=2―45、2―5=3。

 ▼2R(内田淳)腰の状態が悪いとはいえ、意欲的に動く姿勢は変わらない。ダッシュ鋭いラモスレオの番手に入れば4―12―125。

約4カ月ぶりの1着を手にした川野深
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