【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「カレー屋の店長に間違えられた」半田誠が念願の初Vでひげをそる?
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
今期の半田誠は予選スタートのA級2班だが、これまで91.48点と順調にS級点ゲットに近づいている。それなのに浮かない顔をしているのは、1、2班戦で初優勝ができていないから。「完全Vするまでひげをそらないとか(周囲に)話してたけど、なかなか勝てない。完全にナメてました」。自身の見込みの甘さに苦笑いすると「この間、カレー屋の店長に間違えられた。だから3連勝じゃなくてもいいから優勝して、早くひげをそりたいですよ」とうっとうしそうな表情で、ほおに手をやっていた。
▼1R(藤原悠斗)前回別府はもう少しで優出できる奮闘を見せた。ここは中団キープから捲って、同県の櫻井太士とワンツーだ。3=4―126。
▼3R(石黒健)A級2班のボーダーを割り込んでいる様子で「勝負駆け。点数を上げないとやばい」。単騎での戦いになったが、先輩の郡英治が一ノ瀬匠の番手でジカ競りに出ることが好材料になる可能性も十分で、1―6=234。